きのう赤坂へ行った際に少しだけ時間があり、駅に併設されたビッグカメラを覗いたのである。巡回するが好きなのは昔からカメラコーナーなのだが、ビデオカメラのコーナーは最近様子が変わってきているのだ。以前にはSONYのハンディカムを中心とした手持ち型のカメラが多く展示されていたが、今はアクションカムが幅をきかせている。一番の売れ筋はGoProで、今月発売されたHero9が大きく扱われていた。

　GoProは確かに魅力である。日本製品の十八番であった手振れ補正などはプログラム処理で解決し、電池容量は多少犠牲にしつつも圧倒的な可搬性能を実現しているのだ。

　とはいえGoPro Hero9をポンと買うのは難しい、何しろ６万円台なのである。必然的に中古に手が出るのであった。

　折しも近所のブックオフにGoPro Hero4の中古が格安で出ていたので手を出してみたのだが…

　まずこのHero4は充電をMini-USBケーブルで行うのだが、今時そんなケーブルが手元になく、同梱されていなかったので探すのに苦労してしまった。さらに接続しても充電されないのである。

　店頭で動作確認しようとした時もバッテリー残量がなく起動しなかったので、バッテリーの有無だけを確認して購入を決めたのが間違いであったのだ。

　仕方なく、これは返品することにしたのだ。

　ここまで書いておいて何のオチもないのだが、中古製品ばかり渡り歩いてきた自分も、そろそろ方針転換が必要なのかもしれないと思うのであった。